石英セラミックるつぼ

石英セラミックは、粒子組成の最適化により、優れた耐熱衝撃性能を備えています。石英セラミックは、熱膨張係数が小さく、化学的安定性に優れ、溶融ガラスの腐食に対する耐性も備えています。

アルミナは、高い熱伝導率、耐摩耗性、圧縮強度、耐高温性、耐熱衝撃性を備えたセラミック材料です。また、るつぼ炉用の耐火物としても適しており、他の耐火物に比べて低コストです。

SICERるつぼの材質には、アルミナとジルコニアの2種類があります。

耐熱衝撃性、耐腐食性、熱膨張係数に優れているため、製錬プロセスに広く応用されています。

アルミナるつぼは耐酸性・耐アルカリ性に優れ、合金やステンレス鋼の溶解に適しています。最高使用温度は1600℃に達します。

ジルコニアるつぼは耐酸性スラグ性に優れ、超合金や貴金属の製錬に広く使用されており、最適な動作温度は1980～2100℃です。